本質を理解する

***このコーナーは、中学生~高校生に役立つ学習・進学に関する情報を発信しています!***

パル進学ゼミ(広島市安芸区)塾長の田口です。

今年の4月に行われた小学6年生対象の全国学力調査にて、以下の画像のような問題がありました。
「幅が一定のテープの上に、三角形が書いてある」という設定です。

正解はもちろん【3】の「面積は等しい」になるわけですが、結果はなんと正答率21.1%…。

もっと驚いたのは、【4】の「このままでは比べられない」を選択した人が16.8%もいたこと…。
そして、その理由で最も多かったのは「高さが書かれていないから」だそう。

この結果から推察するに、不正解者は

■読解力の不足
「テープの幅が一定である」ことを問題文から読み取れていない

■本質が理解できていない
「高さとは何か」を理解できていない、斜めの辺が高さだと思っている

ということが考えられます。

数学は、単元の上に単元を積み重ねていく教科なので、これから先面積が分からないと苦労します…
また数学のみならず、本質を理解する能力というのは、日常生活にも関わってきますよ~

でも逆に、それができるようになれば、今は苦手でも一気に視界が開ける可能性あり!
ガンバレ~

今回は以上です。
by “広島の頑張る生徒の応援団長” パル進学ゼミ 塾長 田口

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