筆記体と数学

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パル進学ゼミ(広島市安芸区)塾長の田口です。

2002年のゆとり教育導入以降、中学校で必修ではなくなった英語の筆記体。
その結果、例えば、以前は「水3ℓ」と書いていたものも、今は「水3L」と書くのが一般的らしい。

でもこれって、実は数学にとっては結構イタイ問題なんです。

元来、英語のブロック体と数字には[bと6][iと1]のようによく似たものがあり、見間違えて計算ミスにつながりやすいという観点から筆記体で表記することがあります。

私たち指導者も生徒たちにそのように伝えてきましたし、実際の試験問題でも、筆記体で表記されています。

■見間違いやすいブロック体と数字
【 b ― 6 】【 g ― 9 】【 i ― 1 】【 l ― 1 】
【 q ― 9 】【 t ― + 】【 z ― 2 】

学校の英語授業で習わないものを、数学で「英語」として当たり前に使っているこの矛盾…。

とはいえ、嘆いてばかりもいられません。
実際に見間違えてミスする事例も多数ありますし、筆記体を知らないことで「問題が読み取れない」なんて悲劇ですよね。

だから!
数学をする上では、最低限【b、g、i、l、q、t】の筆記体表記については、使えるようになっておきましょう!

ちなみに、「z」の場合は筆記体ではなく、真ん中に線を入れることで、見間違いを防ぐことができます!

今回は以上です。
by “広島の頑張る生徒の応援団長” パル進学ゼミ 塾長 田口

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