マグニチュードと震度の話

***このコーナーは、中学生~高校生に役立つ学習・進学に関する情報を発信しています!***

パル進学ゼミ(広島市安芸区)塾長の田口です。

先日、中2のМさんから、理科の質問がありました。
「マグニチュード7と震度7は同じですか?」と。
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今年は、元旦から大きな地震がありましたね。
天災とはまさに予期できないものであり、広島県でも西日本豪雨では甚大な被害を受けました。
皆さんも物理的な備えとして、防災グッズは事前に用意しておきましょう!
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さて話は逸れましたが、結論から言うと、マグニチュードと震度は全くの別物です。
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マグニチュードとは地震の持つ「エネルギー」を表し、1つ数字が上がるごとに地震のエネルギーは約32倍、2つ数字が上がると1,000倍のエネルギーを持つことになります。
(例)マグニチュード7は、マグニチュード6の32個分のエネルギーを持つ

一方で、震度とは地表の震度計を基準とした「階級分け(最大が震度7)」です。
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つまり、「マグニチュードが小さな地震でも、震源が浅ければ震度は大きい」ということになりますね!


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ちなみに、このマグニチュードの計算は、高校で習う対数(log)で行われます。
このように、高校の数学では「目には見えないけれど世の中を動かしている」重要な数式を、数多く学ぶことになります。
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なので、今回質問をくれたМさんも、これからも一緒に数学を頑張っていきましょうね!

今回は以上です。
by “広島の頑張る生徒の応援団長” パル進学ゼミ 塾長 田口

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