ChatGPT やGemini などのAI を使う前に少し考えてほしいこと【2026.10】

今はわからない問題があれば、ChatGPT やGemini などのAI に聞けばすぐに答えを教えてもらえる時代であり、これらは実際にとても便利なツールです。
数学がある程度できる人にとって、解き方はわかるけど「なぜ、こうなるのか」「この公式はそもそも何を意味しているのか」、そういった疑問を解決するために使う。
これはとても良い使い方だと思います。

では、数学が苦手な人はどうでしょう。
学校のテストで平均点が取れない人は、どのように活用していますか?

①問題を見て、少し考える。
②解答を見て、わからないところがどこなのかを考える。
③それでも解決できなければAI に聞いてみる。

この順番ならAI は心強い味方になりますね。

でも、問題を見た瞬間にAI に“答え”そのものを求めてしまったらどうでしょうか。
答えや解説を読めば
、その場わかった気になるかもしれません。
しかし、次に似たような問題が出たときに、はたして君は自分の力で解けますか?

“答えを知ること”と、“数学ができるようになること”は同じではありません。

数学とは単に数字を計算したり、公式に当てはめたりするだけのものではありません。

「なぜそうなるのだろう」
「この条件にはどんな意味があるのだろう」
「この問題は何を聞いているのだろう」

物事の背景や成り立ち、仕組みなどを考えること、それこそが数学の面白さなのです。
もちろん、最初から何もかも自分で考えるレベルにある必要はなく、わからないことを質問するのは決して悪いことではありません。

ただ、質問する前に自分の頭で少し考えてほしい。
そして、AI に聞くなら以下のような聞き方をしてみてください。

● 答えを教える前にまずは考えるヒントをちょうだい
● この問題では何に注目すればいいの?ポイントはどこ?
● この公式はなぜ使えるの?
● 自分の考えはどこが間違ってるの?

こうすればAI は単に答えを教えてくれる道具ではなく、自分の考えを深めてくれる先生になります。

念のため確認しておきますが、決してAI を使ってはいけないという話ではありません。

大切なのはAI に考えてもらうことではなく、AI を使って自分が考えられるようになることです。
すぐに答えを知ることよりも、自分で考えて、悩んで、少しずつわかるようになること。
その積み重ねが、本当の意味で「数学ができる」ということにつながっていくのだと思います。

ChatGPT やGemini の使い方
3 か条
1 まず、自分で考える
問題文を読み、わかることと、
わからないことを整理する
2 答えでなく、ヒントをもらう
次に何を考えればいいか、
自分の力で進める手がかりを聞く
自身の解答をアップロードして、

「ここまでできた」と
後はヒントをもらうのもいい使い方です
3 最後は、自分で解きなおす
解説を読んで終わりにせず、
何も見ずにもう一度解いてみる
平均点が取れない生徒の多くは、

ここが欠けています
但し、皆さんもご存じの通り、
AI もたまに間違えることがあります

AI に答えを出してもらうのは簡単です。
でも、考えるのは君自身であることを忘れないでください。
AI は“使い方”が大切なのです。